ネットの理想について/ ネットの長所/ ネットの短所/ 著作権について/ リンクについて

ネットの理想について

ネットの理想は、人間として(道徳・倫理・人権を守って)、お互いがより快適な条件のもとに生きられるようにネットを使用することである。具体的にはネットの長所を生かし、ネットの短所をなくし自分だけでなく他人にも思いやりを持ってネットを使用することである。

 ネットの長所

ネットの長所は、まず情報の獲得である。特に本にしても部数が売れない内容のもの(情報)を見れる点であろう。例えば専門的内容ゆえに本を購入するには高価すぎるものために売れないもの等である。 それがネットにおける理想であると思っている。 これらがネットで見られるようになれば誰もが安価でが見られ、知識を得られるということである。
 また言語さえわかれば世界中の人々と様々な交流ができる。例えば家にいて世界中の品物を買うことができるというネットショッピングや情報交換も長所といえる。

 ネットの短所

ネットの短所は、法律が詳細に整備されていないことから、多くは個人の基準にまかされ、個人の人間性(道徳観・倫理観・人権に対する認識)のレベルによってサイトが作られているところである。 したがってサイトの運営者に人間性が欠如しているとそのサイトには誤った内容や悪い内容が書かれているものが多く存在することになる。したがってそれをどう取り締まるかということと同時にネットを使うユーザーが善悪の判断力(つまり道徳・倫理・人権に対する認識)を身につけ、その情報が本当に信用するに足るサイトかどうかを見極めることが大切である。 見極る力がないですべてを鵜呑みにして行動すると悪影響を受け、悪事を犯してしまうこともあるのでネット運営者とユーザーはともに注意を払わなければならない。
 これはネットショッピングでも同様である。当然、外国のホームページを扱う際も同様である。

 著作権について

インターネットのホームページの内容は、日本の著作権法および国際条約のベルヌ条約、万国著作権条約等によって保護されています。したがって日本国内外問わず、Webページ(ホームページ)の内容は法律によって保護されております。著作権の法律にしたがって行動してください。著作権の法律に関して詳しくは、社団法人 著作権情報センターのホームページ内の初めての著作権講座 著作物が自由に使える場合は?のページや著作権法のページをご覧ください。

  インターネットのホームページの内容を使用するに当たっての主な注意点

 ・複製について
 インターネットのWebページ(ホームページ)の内容を無断にコピーして貼り付けることは違法行為となります(webページは、たくさんの人が見れるもので公的使用となり「私的使用のための複製」(著作権法第30条)にはあたりません。「私的使用のための複製」は個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲内で使用する場合の複製のことです。詳しくは、社団法人 著作権情報センターのホームページ内の初めての著作権講座 著作物が自由に使える場合は?のページや著作権法のページをご覧ください。
 また学校の授業で使う場合の複製等は著作権権利者の許諾は必要ありません。詳しくは、社団法人 日本書籍出版協会のWebページ内の学校その他の教育機関における著作物の複製に関する著作権法第35条ガイドライン[PDF]学校その他の教育機関における著作物等利用に関するフローチャート[PDF]をご覧ください。


 ・引用について
 著作権法第32条に引用があります。この著作権法第32条とこれに関する裁判による判例をまとめると、引用は複製と異なり、他人の著作物の一部分を自分の文章に使うことです。そして引用する場合、引用ですから、引用部分と本文(自分の文章)が明確に区別できるような文章でなければなりません。具体的には、自分の文章が「主」、引用部分が「従」となるように、引用の質・量を考慮して使用しなければなりません。したがって引用と本文(自分の文章)を区別する方法として本文と引用部分の間を一行以上あけるとか引用部分にカギカッコを使用するなどの方法があります。ところで引用の場合は著作権権利者の許諾は必要ありません。
 ところで引用部分ですが、これは明確にしなければなりません(著作権法第48条 出所の明示)。著作物を翻訳して引用した場合も同様です。一般的に、本ならば、本の名前、本の著者の名前、出版社名、出版年(月日・刷・版)、引用した部分の本のページ数・行数(何行目から何行目までを引用したか)を、Webページならば、引用した文章の題名、Webページ名(ホームページアドレス)、(公開年月日))です。
 以上のことに反する場合は違法行為なので注意してください。


 具体例(*下記のもの以外にも書き方はあります)
Webページの場合   引用部分(Webページ「人間、(ネット理想編著 ネット理想 2005年5月3日、L10〜12) 」から引用)

本の場合    引用部分(『理想(ネット理想編著、ネット理想出版社、2005年、P100、L10〜12)』から引用)
*上の本や出版社は実在しません。

ネット理想の著作権については次のページに書かれています。

 リンクについて

リンクについては、ホームページは公開されているとはいえ個人(法人(企業も)も個人の集合体)のものであり、個人(法人も企業も個人の集合体)の責任によって運営されているものです。したがってホームページアドレスは個人情報です。したがって他人のホームページのアドレスを無断でリンクすることは個人情報保護法から反しているものであり、違法行為といってもよいと思われます。しかしホームページ運営者がリンクフリー(許諾をいらず自由にリンクを貼ってよい)を掲げているは別である。したがってWebページ(ホームページ)運営者は、自分のWebページ(ホームページ)に自分のWebページ(ホームページ)のアドレスのリンクについてどう考えているか、書いておくことが運営者としての視聴者・読者への心使いであろう。これは道徳的にすばらしいことである。
 また自分のホームページアドレスを他人のホームページの掲示板に無断に張り、広告として利益をあげているような業者もいます。この場合、その他人のホームページの趣旨に合致し、また公共の利益(この場合ホームページ運営者とホームページ閲覧者の両方のためになること)になるのであれば、問題ないとおもいますが、そのホームページの趣旨と異なる掲示板に広告のために自分のホームページアドレスをリンクするのは道徳的に問題行為といわざるを得ません。
 ネット 理想のリンクについては次のページに書かれています。